3/30(土) 千葉県浦安へ
今回初めての道外テスト釣行。千葉県浦安市にある「船宿 吉野屋」様にお世話になりました。狙うターゲットは【アジ】釣り方は北海道では馴染みのない【ビシ釣り】。もちろん僕自信初めての釣りです。吉野屋様では様々なターゲットを狙えます。
大きな看板がありました。
この他にタチウオやフグ等もターゲット。
いざ乗船!
大きな船でした。
そもそもビシ釣りってなんだろう??
こちらがビシの写真です。ビシ釣りを簡単に説明すると、コマセをビシに入れ、アジのいる棚まで沈める。しゃくりを入れてビシのコマセを出す。寄ってきたアジを付け餌で釣る。そんな簡単なイメージでいいでしょう。今回はビシに入れるコマセのテストが目的。
テストするのはカツオミンチ。
北海道では、根魚を狙う釣りで十分な集魚効果を得ている商品だ。骨や皮は無し。6㎜・8㎜・10㎜のやや粒状になっている3種類のサイズを持ち、テストを行った。まず最初は船で配られるイワシミンチを使用してみる。
こちらがイワシミンチ。
このイワシミンチをレンゲでビシに詰める。満タンに入れると出ずらいとの事だったのでほどほどに。
こんな感じでしょうか。
窓がついてて簡単。
次に付け餌。
付け餌はイソメと赤イカ。仕掛けの針は2本、イソメは小さめに切って付けます。赤イカは最初から小さくなっていた。
こんな感じです。
針の感覚はもっと長め。
ポイントに到着し、準備ができたところで実釣開始。ビシと仕掛けが絡まない様に海中へ。着底後、船長の指示棚の底から2~3mに合わせます。ビシからコマセを振りだすイメージで1・2回大きめにしゃくりを入れます。止めを入れて当たりを待つ。当たりが無ければもう一度繰り返す。それでも当たりが無ければコマセを詰め直す。そんなイメージで釣りを開始し、割と早い段階で当たりがあり、アジをゲットした。
初めてアジを釣りました。
イソメにヒット。
当たりがでたら大きな合わせは必要なく、ただ巻いてくるようなイメージです。1匹目が釣れてビシの残り具合を確認。
ほとんどが出ていました。
少しだけ残っているのはイワシの皮や骨。毎回このような残り具合。時間帯によりアジの喰いが良かったり悪かったりありましたがポツポツ数を伸ばすことができた。
ここからが本題です。
イワシミンチで十分に釣果を得ることができ、なんとなく感覚を掴んだところでカツオミンチを使ってみる。最初は8㎜から使用。ビシに入れる量は先程のイワシミンチと同じくらい。テスト開始直後、1回目からアジがヒット。
カツオミンチの即効性を感じた。
1匹釣れてビシを確認
少し凍っていたせいかビシにはコマセが残っていた。8㎜ミンチを使ってみて感じたのが、イワシよりもカツオの方がビシからの抜けが早かった。そこで釣り方を変えてみる。着底後、指示棚まで上げ最初は軽くしゃくりをいれコマセを出す。当たりが無ければ大きくしゃくりをいれビシからコマセを全部出し切るイメージで釣りをした。
8㎜ミンチで順調に数を伸ばせた。
次に6㎜ミンチを使ってみる。
左がカツオ、右がイワシ
釣り方は8㎜同様。この6㎜ミンチを使用した際は2匹しか追加できなかった。単純に食いが悪かったのか、ビシからミンチが抜けるのが早く、アジを留められなかったのか感想としてはイマイチに感じた。
次に10㎜ミンチ
粒が大きめ
最後に10㎜ミンチのテスト。先程使用していた6㎜・8㎜と比べるとコマセの出かたが遅いのか、大きなしゃくりを入れた後でも当たりが頻発。よりアジを留められていそうに感じた。ダブルヒットも何度かあり一番数を伸ばせた。
ここでタイムアップ。
3種類のミンチを使いテストを終了した。まず感想としてはカツオミンチの[集魚効果]は間違いなくあるだろうと強く感じた。次にサイズ展開だが6㎜はビシからの抜けが早く、潮が速い時はアジを留められずかなり厳しかった。次に8㎜、ビシからの抜けは少々遅い様に感じ、問題無く魚は釣れた。最後に10㎜、大き目のサイズの方がビシからの抜けは遅く、よりアジを留めることができたように感じた。10㎜使用時が一番釣果が伸びた。
今回カツオミンチを使用して共通していたのはサイズ関係なしにビシからの抜けは問題ない事。集魚効果は強く感じたのでイワシミンチと混合し、集魚を強化する使い方も可能であろう。アジの喰いの良い時間、潮の速さ、ビシのサイズ等、様々な要因が絡んでくるが十分に可能性を感じるテスト釣行になった。
☆45匹の釣果☆
☆会社で一夜干しになりました☆
今回「船宿 吉野屋」様には大変お世話になりました。何から何までお世話して頂き本当に感謝しています。
ありがとうございました!!