札幌ベイトブログ SAPPORO BAIT Blog

Blog

カテゴリー:How to /コラム

開きカツオ(塩)の製造工程(下) 札幌ベイト 菊地

 


 ソーダカツオは青光りする皮が大切です


 

 

 ソーダカツオは、投げ釣りはもちろんですが船釣り、ウキルアー釣り、ウキ釣りなど幅広いジャンルの釣りに使用されます。サンマと同じように青光りするような皮の色が特徴で、釣り人の間で「光り物」と呼ばれるエサの代表格です。身はもちろんですがその青光りする皮が大切ですから、傷があったり規格に合わない物は製造工程で省くことになります。

 


 塩まみれのソーダカツオを塩水で洗います


 

締まったソーダカツオは塩まみれ

塩水できれいに洗い流します

 

 一晩寝かせてプレスが完了したソーダカツオは、身がしっかり押し固められハリ持ちのいいソーダカツオに仕上がっていますが、塩まみれですから塩水できれいに洗い流します。

 


厳しいチェックで規格に合わない物を取り除きます 


 

傷や変色のチェックを行います

トレーに並べて冷凍します

 光り物は皮の色が大切ですから皮の方を上にして並べ、傷や変色などのチェックを厳しく行って規格に合わない物は取り除きます。

 トレーにフィレを2枚ずつきちんと盛ったら、作業日(通常は翌日)まで冷凍庫に保管します。

 

 


 塩まみれのソーダカツオを塩水で洗います


 

カチカチに凍ったソーダカツオのフィレ

真空包装用袋に入れます

 


厚めの袋で真空漏れを防いでいます


 

 冷凍庫から出したフィレはカチンカチンに凍っていますから、その状態のままトレーごと真空パッケージ用の袋に入れます。

 手で触っていただければすぐに分かりますが、真空漏れが起こってしまってはエサの品質に影響しますから十分な厚さの袋を使用して品質保持に努めています。

 


真空包装機で空気を抜きながら口を閉じます


 

真空包装機で空気を抜いて口を閉じます

 

 ここから作業は最終段階に入ります。真空包装機を使って袋の中の空気を抜きながら口を閉じる作業ですが、ふわっと空気が入っていた真空パッケージ用の袋の中は、短時間で真空状態になります。中央のパッケージ用の袋がきれいに見える画像が空気を抜く前、右端の袋がクシャッとした状態が真空包装後です。もちろん、包装後も空気漏れがないかどうかの再確認は怠りません。

 


冷凍庫の中で出荷を待ちます


 

段ボール箱に詰めます

冷凍庫の中で出荷を待ちます

 

 段ボール箱に詰めたられた開きカツオ(塩)は、温度管理された冷凍庫の中で出荷を待ちます。

 作業の途中段階でまぶしえび粉をたっぷりかければ「塩開きカツオ えび粉」、まぶしにんにくをたっぷりかければ「塩開きカツオ にんにく」が出来上がります。

 

☆ゴミの持ち帰り運動にご協力を!☆

 

開きカツオ(塩)の製造工程(上)※魚をおろす画像があります※ 札幌ベイト

 


サンマと並ぶ「光り物」の代表格、ソーダカツオ


 

 ソーダカツオは根魚、サケ、カラフトマス釣りなどに欠かせないエサですが、1匹丸ごと販売される「丸カツオ」以外は、数多くの工程を経て製品として出荷されます。エサ持ちが良く扱いやすい開きカツオ(塩、塩えび粉、塩にんにく)、カットカツオ(血合漬け、塩えび粉、塩にんにく)は、3枚におろしたソーダカツオの身の部分を削ぎ落としてからたっぷりの塩にまぶし、プレスして仕上げます。手間と時間が掛かる作業ですが、釣れるエサ作りのために労力を惜しまず、釣り人の皆様の釣果アップを応援します。

 


サイズを選別して頭を取ります 


 

サイズにばらつきがないように選別します

頭を取ります

 


いやな骨を残さないように注意します 


 

 まず、原料のソーダカツオのサイズにばらつきがないように選別します。開きソーダカツオはトレーに載せて真空パックにしていますが、同じ価格でありながら大きさがバラバラでは、エンドユーザー様に迷惑をかけることになるからです。次にソーダカツオの頭を取ります。胸ビレの付け根の後ろ辺りに包丁を入れることで、胸ビレの辺りにあるいやな骨をすべて取り除くことができます。

 


3枚におろして余分な身を削ぎます 


 

ソーダカツオを3枚おろしにします

余分な身を削ぎ落とします

 頭を取ったソーダカツオは3枚におろします。数え切れないほどあるソーダカツオに包丁を入れ続ける作業には忍耐が要求されますが、鮮度維持と釣れるエサ作りのために手早くおろし続けます。

 続いて、プレスが終わったときにちょうどいい厚さに仕上がるように余分な身を削ぎ落とします。よく釣れる扱いやすいソーダカツオに仕上げるためには欠かせない作業です。

 


 削いだ身は集魚効果抜群の「カツオミンチ100%」に


 

 

 削ぎ落としたソーダカツオの身は、細挽きにして「カツオミンチ100%」などに使用されます。その名の通り100%のソーダカツオですから優れた集魚効果を持ち、コマセに混ぜても相性抜群です。遊びのためとはいえ資源は無駄にしません。

 


 包丁は作業内容によって替えます


 

包丁は作業内容によって使い分けます

3枚おろしの後、身を削がれたフィレ

 


 塩水で洗ってきれいなフィレが出来上がります


 

 脂がのったソーダカツオを使用していますから、しっかり研ぎ上げた包丁でも脂ですぐに切れ味が悪くなりがちです。作業内容によっては包丁を替えながら、できるだけきれいな3枚おろし(フィレ)が出来上がるように心掛けています。

 3枚におろしたソーダカツオは塩水(鮮度保持のために真水は使わない)で洗います。この段階で、鮮度落ちの原因となる身に付いた余分な血が取り除かれ、きれいなフィレが出来上がります。

 


たっぷりの塩でソーダカツオを締めます 


 

敷いた塩の上にフィレを並べます

上からもたっぷりの塩で締めます

 続いて塩で締める作業に入ります。正方形に切ったコンパネ(コンクリートパネル)にたっぷりの塩を敷き、手作業でフィレを並べます。

その上からさらにたっぷりの塩を振りかけ、フォークリフト用のパレットの上に積み上げていきます。コンパネ1枚に対して、フィレが約60枚といったところです。

 


 塩締めソーダカツオをプレスします


 

均一に重さが掛かるように調整しています

約1トンの重さでプレスします

 


 一晩寝かせてしっかり身を締めます


 

 この後がコンパネに載せて積み上げた塩締めソーダカツオをプレスする工程です。荷重が平均的に掛かるようにしてからフォークリフトで約1トンの荷物を載せ、プレスします。そのまま一晩寝かせることで、塩締めとプレス効果でしっかり身が締まった塩開きカツオになります。

 

☆ゴミの持ち帰り運動にご協力を!☆

 

ぶどう虫の検品作業 札幌ベイト 菊地

 


ぶどう虫は渓流釣りの万能エサです 


 

マユを作るタイプのぶどう虫です

 

 渓流釣り万能エサ、ぶどう虫。これからの時季は氷上ワカサギ釣りのときにワカサギ仕掛けの最上部のハリに付け、ワカサギ集魚用のエサ(カットして体液を出す)としても使用できます。

 ぶどう虫は自分の体の周りにマユを作るタイプと作らないタイプがありますが、今回紹介するのはマユを作るタイプです。

 


マユを破って1匹1匹中身を確認します


 

パッケージから取り出して検品します

マユを破って1匹1匹丁寧に確認します

 入荷したぶどう虫は、パッケージの中の段ボールにマユを作っています。この状態になると中のぶどう虫の様子が分かりませんから、パッケージから段ボールごと取り出して死んだぶどう虫はいないか、弱ったぶどう虫がいないか確認します。これがぶどう虫の検品作業です。

 ぶどう虫には悪いのですが、せっかく作ったマユを破りながら中のぶどう虫を1匹1匹丁寧に確認します。死んで黒くなったぶどう虫や極端に弱ったぶどう虫がいたら不愉快な思いをなさるでしょうから、すべてきちんと確認するのは当然のことです。

 


 駄目なぶどう虫は元気な物と交換します


 

死んだもの、弱ったものは交換します

 時々、だ円で囲んだようなぶどう虫が出てきますから、別に用意してある元気なぶどう虫と交換します。手作業で手間が掛かりますが、きちんと検品することでよく釣れるぶどう虫をお届けすることができます。

 


 作業が済んだら冷蔵庫で保管します


 

検品後は温度管理した冷蔵庫で保管します

 作業が済んだら温度管理された冷蔵庫で保管します。ぶどう虫は再び段ボールの中のお気に入りの場所でマユを作り、ゆっくりします。マユが邪魔でぶどう虫が取りにくい、面倒くさいという場合には「まゆなしぶどう虫」もありますからお試しください。

 

☆ゴミの持ち帰り運動にご協力を!☆

 


使いやすいまゆなしぶどう虫もあります 


 

マユを作らないタイプのぶどう虫です

 

 

2019北海道オープンスポーツキャスティング大会に初参加! byはるはる

 


 9月23日(日)緊張の初大会\(◎o◎)/!


 

開会式開始です♪

 

皆さ~ん!!お久しぶりです!!お元気でしたかーー!?

はるはる。。。生きてました。笑

釣りに行けず悶々と仕事してました。笑

 

今回。前回参加させて頂いた釣り新聞さんのイベントがきっかけでご縁があり仲良くさせていただくようになったスポーツキャスティング界女王こと正岡 美由紀さんからお誘いを頂きまして!

スポーツキャスティング界へデビューいたしました( *´艸`)

あたしも釣りでもっと遠くへ飛ばしたい!広範囲で魚のアタリを探りたい!がキッカケにもなったんですが。。。(笑)

きっと飛距離を伸ばしたい人はいっぱいいるはず!!

そんなあなた!!スポーツキャスティングやってみるとハマること間違いなし!!

 

え~。前置きが長くなりましたが。。。

ドキドキ!!ワクワク!!の初大会頑張ってきました(^^♪

大会はジュニア種目

ST種目

ポイント種目

女性種目

1種目、2種目、3種目、4種目、5種目、6種目

と10種目にわかれて、1~6種目とST種目はそれぞれの決められた投げ方で飛距離を競います!

ポイント種目はコマセネットに見立てたオモリを付けて決められた的にどれだけ近い距離に投げられるかを競います!

ジュニアと女性は投げのスタイルは特に規定はないですが同じく飛距離を競っていきます!

全種目5投中最長飛距離で1位2位3位を決定します!

 

今回、はるはるは女性種目

おやびんはジュニア種目にての参加!

そしてなんと!!札幌ベイトでNo.1投げ釣りの名手!!

SATOUさんもポイント種目で参加!!

 


 ジュニア種目とST種目からはじまりました!


 

おやびんちょっと緊張気味(゜o゜)

 

おやびんは釣り関係の大会は初参加!

だけど。。。お子様パワーーすごい!笑

いつもの元気印!!よりすこーーしだけ緊張しているかと思ってたけども。

あっという間にその場に慣れて本領発揮\(◎o◎)/!

あなた練習行った回数3回よね?確か3回だったはずよね?

まさかの本番に強いタイプだったなんてママ知らなかったわ。。。笑

 

ガンバれ~~~!!練習の成果を発揮するのだ☆

 

おやびんFIGHT~~!!

おやびん「大会で記録更新する!!」の宣言通りやってくれました!

練習での飛距離より大幅アップΣ(・ω・ノ)ノ!

最長の51.61メートル!!

やればできる子~~~♥♥ もう思いっきり褒めちぎりました!

よしよしヾ(・ω・`)

 


 女性種目の皆さんで記念撮影


 

韓国からの女性選手も含め10人が参加していました!!

 

向かって1番左端にいらっしゃるのがはるはるの監督でもあります!スポーツキャスティング界女王正岡 美由紀さん

はるはるは。。。もちろん言わなくても分かりますよね??(笑)

向かって左から5番目にいらっしゃるのが韓国から出場のミランさん

そのほか出場された皆さんは夫婦での参加、親子で参加されてる方も☆

家族で共通の趣味があるって素敵ですね(´艸`*)

 


なまら緊張しながらも健闘しました!! 


 

カッコいいでしょ~~(^^)v

 

初めての大会!初めての雰囲気!そして美由紀監督の下について練習すること4回。。。4回!?

初めてづくしであがり症のあたしはバクバクしっぱなしだったんですが(◎_◎;)

監督&優しい選手皆さんのアドバイスのおかげで記録更新することができました!!

練習で125メートルの壁がなかなか越えられずに居ましたが。。。

大会当日に頂いたアドバイス通りにやってみたら自分でもビックリ最後の1投で最長の135.33メートル!!

いやーホントねー自分でも言っちゃうの?って思うけど。。。

親子そろって。。。やればできる子♥♥

 


2種目の選手の皆さん☆ 


 

こちらも韓国からの選手の皆さんが参加されてました!

 

全種目の写真が撮れなかったので抜粋で失礼します(o_ _)o))

 

センター右から6番目のこの方!!スポーツキャスティング界帝王 正岡 哲哉さん

めちゃくちゃ飛ばす方です!!

そして美由紀監督の旦那様でございます!!

ご夫婦揃って世界を周るスポーツキャスティング界の世界クラスの凄い方なのです!!

 

 

2種目の説明に戻ります!

選手の皆さんなんですが。。。

あたしもまだまだスポーツキャスティング界に入ったばかりの新参者なので詳しく説明しろ!!と

言われるとゴニョゴニョなるんですが。(笑)

一言いえるのは「2種目の選手の皆さんめちゃくちゃ飛ばします!!」他の種目の皆さんも飛ばすんですが。

群を抜いて凄かったですΣ(・ω・ノ)ノ!

だって!200メートルなんて当たり前に近いくらいなんですよ??

帝王は247.05メートル飛ばしてましたΣ(゜Д゜)

 


大会会場の様子です! 


 

安全対策もちゃんとしてますよ!

協賛や支援して頂いてる企業様の旗が沢山ですね!

 


 ドキドキの表彰式(^^)v


 

おやびんやったね!

 

競技も終わり表彰式です!!

まずはジュニア種目♪

今回の大会ジュニア参加は3人でした。

韓国から親子で参加の男の子もいました!

 

おやびんよく頑張りました(´▽`*)

3位入賞おめでとう☆☆

 


 入賞は逃したものの。。。


 

上位は強者ばかり( ;∀;)

 

上位3人は強者の方たち!

やはりスゴイです!!

1位美由紀監督 最長記録169.27メートル

2位ミランさん 最長記録158.73メートル

3位Mさん   最長記録142.20メートル

4位はるはる   最長記録135.33メートル

 

始めたばかりで4位はスゴイよ!!とお褒めの言葉を頂きましたが。。。

負けず嫌いなあたしは少し悔しかったです(;^ω^)

まだまだ目指せ美由紀監督!!目指せ200メートルを合言葉にこれからも頑張ります!!

 


SATOUさんも素晴らしい結果でした!! 


 

3位入賞おめでとうございます♪

 

今回ポイント種目に参加したSATOUさん(^^)v

 3位入賞おめでとうございます!!

 


表彰式の後はお楽しみの抽選会です!! 


 

豪華な賞品が沢山(^^♪

 

表彰式のあとは皆さんお楽しみの抽選会♬

皆さんがつけていたゼッケンをボックスに回収してそこから引いて抽選していきます!

商品は協賛企業様等から多数ありました\(^o^)/

今回あたしが出場するのをキッカケに我が社札幌ベイトからも協賛品を出させていただきました!!

社長ありがとうございます(^v^)

 

最後に。

今回ご縁があり大会に出場してみて、こんなに奥が深くて楽しい競技があるということ知ることができそして勉強にもなりました!!

投げ釣り人口が減っているとの悲しいお話も聞きますが(T_T)

投げ釣りこそ釣りの醍醐味ではないかとあたしは思っているので釣りに興味がある方は是非!投げ釣りやってみませんか??

そして是非スポーツキャスティングにも興味がある方はレッツチャレンジ\(^o^)/

 

はるはるは大会が終わったので鮭釣りに没頭しようと思います。笑

どこかの釣り場で見掛けたらレアかもしれない。。。笑

でわ!!また次回お楽しみに~~~(^_^)v

 

 

親虫とは何ぞや?? しのっぺ

 


 イソメと親虫の違いって??


 

お久しぶりです、ベイトの生き物係 しのっぺ です。

 

たま~にブログで出てくる親虫という単語。

ロスイソメとしてバイバイ(@^^)/~~~する運命にありますが

一体どういう状況のイソメちゃん達の事を言うのか、今回わたくしが説明させていただきます!

 

まず、この会社で主に言われる親虫、実は釣り人さんも馴染みのある単語

 

 

の状態のイソメを言います。

ぶっちゃけたところしのっぺ、バチ抜け見たことないです。(笑)

ただ、現在シーズン的にイソメちゃんたちも絶賛繁殖期よく泳ぎ回るんですよ。

 


 普段のイソメちゃんはこんな感じ・・・


 

ほぼ泳ぐというより歩く方が多いのかな?

大体は砂に潜ったり隠れて生活しているので泳ぐのへたっぴです。

 


 それがまさかの・・・


 

めちゃくちゃ泳ぎます。

くるくるくるくる・・・

この動画、実は産卵と放精が行われていて小規模のバチ抜けしてます!

しのっぺはプチ抜けと言ってますけどね!(笑)

 

親虫が数匹揃うとほぼ高確率で交尾して水が白く濁ります。

卵もよーく見てると肉眼でも確認できますよ!

 

残念なことに今扱っているイソメちゃん、雄雌の判別ができてません!(;^ω^)

イソメ・ゴカイは実に種類が多く雄雌の判別ができるもの、雌雄両性の種類も多いそうです。

まだまだ独学で調べてるのでわかり次第豆知識として披露します!

 

では、実際のイソメちゃんと大人になったイソメちゃんの違いについて説明します。

 


 まず見た目!


 

親虫のイソメ

通常のイソメ

親虫になると泳ぐことに特化した形に変態します。

あ、ヘンタイじゃないよ?(笑)

体の形が変わって足?エラ?だったものがヒレのような形になっていきます。

側面のモショモショしてるように見えるのがヒレにあたる部分になります。

身長も今までの半分近くの長さまで縮み、バチ抜けタイムになると物凄いスピードで泳ぎます。

通常のイソメちゃんはとにかく長い。

伸びたり縮んだり・・・・

基本的に自ら泳ぐことはなく、水槽に入れるとひっそりと砂に潜って存在感を消していきます・・・

 

親虫の側面のモショモショと違ってよく見ると一本一本足が生えてます。

 


分かりづらいけど・・・ 


 

普通のイソメちゃんの足!


こっちがヒレ! 


 

一枚一枚扇形?のヒレに進化してます。

 


次にお腹も見てみて!


 

妊娠線?縦に一本なが~い線が出てきます

蛇腹状のお腹

腹筋仮面ライダー!

 

よくわからないけど腹筋が割れてるように見えます。

主に白い色が多いかな・・・?

親になりそうなイソメちゃんにもうっすら出てきます。

滑らかなピンク色のお腹です。

イソメちゃんの色によって違いますが大体は色付きです。

 


最終的に何故親虫がダメかと言うと・・・ 


 

動画を見てみると 

 

あれ?むしろ親虫のほうが泳いでアピール力抜群じゃないの??

 

と思いがちですが・・・

まず、この親虫たち思いのほかペラペラで針に刺しづらいです。

さらに一番の問題点!!

 

親になると2~3日でほぼ皆ご臨終します!!!

 

儚い・・・・っ!!!

なので皆様のお手元に届くイソメちゃん達は若くて元気な子達を厳選しています。

もし興味のある人は前回のしのっぺのブログの飼育法でちょっと長めに飼育してみるとある日突然泳ぎだしますよ。

釣れるか気になる人はお試ししてみるのもありかもです!

ベイトの匠 包丁研ぎ

 


包丁メンテナンス 


 

札幌ベイトの従業員中には釣りの事を知り尽くした釣りのは沢山いますが、今回私が是非とも紹介したい名人が包丁研ぎの匠です。包丁研ぎをさせたら右に出るものはいませんね。製造二課では包丁を使っての作業が沢山あり、多い時で一人数百本~数千本さばく時もあり、終わった頃には包丁の刃はボロボロです。そこで匠(いつもは私の包丁研ぎの師匠なので師匠と呼ばせてもらいます(^^) )の包丁研ぎの出番です‼

いつも切れ味抜群の包丁研ぎの技をちょっとだけお見せします。

 


荒砥でボロボロの刃を落とします


 

ぶれずに刃の角度をつけるのが大事!

 


中砥で刃を整える


 

ここでも角度が大事!

バリ【師匠語】を出します(かえしとも言います)

 


 仕上り砥でピカピカ


 

師匠の技が早過ぎてぶれた

納得いくまで磨きます

 


 切れ味確認中


 

今日も切れ味バッチリです

 


ピッカピカ~(^^)ⅴ 


 

出刃包丁が一番難しそう

 


 匠の完璧な仕上り


 

多い日でこれ以上の本数になる時も…

 

私も何回か師匠に包丁研ぎを教わりました。包丁研ぎは刃の角度が大事だと…しかしその角度が難し それとバリ【師匠語】出し砥ぐのが大事だと…それもまた難し事 それに研ぐのもかなりの力を必要です。 

師匠のお陰で私達はいつも切れ味バツグンの包丁で快適に作業できています。感謝です(^O^)/

これからは少しずつでも師匠の技を学び…をめざそうかな(*^^*) 

 

札幌ベイト イソメの秘密(2) Vol.1

 


イソメの秘密第2弾!!! 


 

みなさんお久しぶりですよ(^・^)

~イソメの秘密①~はご覧いただけたでしょうか?

さぁさぁイソメの秘密第2弾!!

始まりますよ~~ヽ(^。^)ノ

さて、今回は「生イソメ」と並んで大定番商品!

「塩イソメ」についてご紹介しますよ。

 


 材料はもちろん……(笑)


 

太イソメの在庫

「塩イソメ」を作るには、

「生イソメ」必要になります。

「ん?そんなの当たり前だって?」

「その通り!!」

「塩イソメ」を作るため、わざとに太虫の生イソメ」を多く入荷させます。

 

←今回、塩イソメになる元気な生イソメ達☆

 


おりゃぁぁぁぁぁーーーーーーー!!!! 


 

太イソメを一旦大きいザルに…

濃度の高い塩水へ…

 

生でもしっかり売ることのできるこの子達を大きいザルに切り、思い切って濃い塩水の中へ

ドバッ!!!!

そのままお亡くなりになるまで放置です。(-_-;)

「ん?なんで濃い塩水に入れるのって???」

「いつもそのまま塩にまぶして作るぞ!」

そんな声が聞こえてきそうですね!(^^)!

ではなぜでしょう……

皆さんがいつも作る時、「塩えび粉」や「塩にんにく」などを使って直接塩まぶししますよね?

その時、イソメ君達ってどうなってます?

すごく苦しんでグニュグニュグリグリ動いてませんか?

動いて体がぶちぶちに切れませんか

気づく方は気づいたんではないでしょうか(^ム^)☆

そう!僕たちの作る「塩イソメ」は一本まんまの尻尾まできれいに残っているものを目指して製造しています。

エンドユーザー様が自分の好きな長さで切って使えるようにですね(^_-)-☆

そのために濃い海水でじっくり時間をかけてお亡くなりさせています。

あ!!ちなみにこの塩は専用使っています。

これもちょっとしたこだわりとなっています☆

 

この画像は出していいんだろうか……

苦しんでる…

そりゃあ苦しいよね…

ごめんよイソメ君たち…(;O;)

これから君たちは

新しい物へ生まれ変わるんだ☆☆

苦しがるけど、切れません。

 

 


 お亡くなり後は…


 

高濃度 塩水〆め 完了!

 

ザルで水切り

新しい海水で洗い流して・・・

 

 

さらに水切り

 

ザルで水を切ります。

イソメの周りに付いている血を海水で流して、しっかりと水を切ります。

ここをサボると出来の悪いものになってしまいます。(ーー;)

 


 しっかり水が切れたところで塩まぶし!


 

専用の塩をたっぷり用意して

 

水の切れたイソメをポン!

塩の馴染みが早いので・・・

素早く、まんべん無く!

 

せいろうに新聞紙1部を敷き、塩を用意しておきます。

この塩も専用の塩を使います。

細かすぎず、そして荒すぎず…先代達はよく探し当てたなぁ…頭が下がります。_(._.)_

手を熊手のようにして全体に塩がいきわたるようにしっかりとまぶしていきます。

 

新聞がずれない様にデカクリップで留めています

まぶしたものは、斜めに傾けて水分を出していきます。

ガンガン流れていきます。

新聞紙1部ベチャベチャになるまで水分を出します。

 


 十分出たところで…


 

離水して新聞は全部ベチャベチャに

細目の網に移してしまいます。

締まり具合を確かめながら・・・

混ぜ広げて行きます。

 

いよいよ最後の仕上げ!

今度は網の上に移して、もう一度まんべんなく混ぜ混ぜ!

場所によっては水の切れ具合が違うので均一になるように混ぜ混ぜします。

後は乾燥だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!

「塩イソメ」の製品完成まで紹介するつもりが……

ここまでで、なかなか長くなってしまいました。^_^;

こうやってブログにアップしてみると、作業工程がたくさんある商品だなぁと改めて思いました。

ん~今回はここまで(^_^)/

次回はこの続き!~イソメの秘密② Vol.2~を掲載します。

 

釣り餌卸問屋ってどんなお仕事!?

 


 朝一はイソメのメンテナンスから始まります☆


 

メンテナンス作業風景です!ℛ君の悪ふざけVサイン(笑)

 

皆さんお久しぶりのはるはるですわよ(^_-)-☆

 

元気に釣り行ってますか!?

爆釣してますか!?

 

今日は!!いつもの釣行記ではなく。。。

真面目なブログを書きましょう!!と。。。(笑)

決してふざけて書こうなんて思ってないよ?

真面目ちゃんで頑張って書いていきます!!

ってことで、私が所属している1課のお仕事紹介編です!!

はじまりはじまり~~('◇')ゞ

 

まず、毎朝朝礼から始まりその日1日の仕事の流れを把握します!

終了後、お仕事開始(^^)/

 

私たちの大事な主力商品!!

青イソメ

オレンジイソメ

太イソメ

のメンテナンス!

商品として出せるように綺麗に選別していきます!!

 


ダメダメなやーつ( ;∀;) 


 

イソメちゃんがいっぱい居ると結構見ずらいのよねん(;´Д`)

 

イソメのメンテナンスでは

*キズ(傷ついているもの・えぐれているものなど)

*イボ(噛まれたあとの人で言うかさぶた的な・・・でかいイボは真珠って呼んでます(笑))

*切れ(頭がなくて、しっぽだけのもの・極端に短いもの)

*とろけ(腐って死んでいるもの・・・(゜д゜)!ゾンビみたい)

*アンパンマン(頭の部分が、ふやけて膨れているもの)

*親虫(産卵期になりかけ・産卵目前のイソメちゃん)

*カズノコ(足のまわりにツブツブのイボみたいなもが出てるもの)

等々を取り除いて、きれいなイソメちゃんだけにしていきます。

 


もったいないけど。。。(;^ω^) 


 

ポイ!ポイ!ポイ!

ロスがこんなにも(*_*)

腐ってるものや親イソメ以外はじ・つ・は。。。

商品として店舗様には出せないだけで。。。

全然使える元気のいいイソメなの(´;ω;`)

イボとか切れてたりでダメなの。。。

 

全然ね?使えるけれども!

より良い商品提供の為!!

より鮮度の良いイソメを提供する為!!

 

もったいない!!んだけど。。。

とってももったいない!!だけどそこは心を鬼にして!!

~~~~~!!と破棄しちゃいます(;´Д`)

宝の山に見えるのはあたしだけじゃないはず(-ω-)/

ちなみに。。。(・∀・)ニヤニヤ

わたしたちが釣りに行くときは。。。(・∀・)ニヤニヤ

自慢じゃないけど。。。(・∀・)ニヤニヤ

 

イソメちゃんつかみ取り詰め放題

 

 (´∀`*)ウフフ♥

いいでしょ~~~(*^^)v

羨ましいでしょ~~~(/・ω・)/

 

私たちの職場ならではの役得!!でございますよ!

 


特別に!?イソメの保管方法をご紹介!


 

寒い地方のイソメは低い温度の冷蔵庫に!

暖かい地方のイソメは中くらいの温度の冷蔵庫で!

ほぼ毎日中国から入ってくるイソメちゃん。

入ってくる産地入荷日ごとに看板を付けて

デカ洗濯バサミで分かり易く!間違えないように!

色分けして管理してます。

イソメの種類産地時期によって

海水の量とか塩分濃度も変わってきます!

その都度、入ってきたイソメちゃんに合わせて最適な環境で保存出来るように調整しています。

 


今日出荷する分を水切りして…


 

綺麗な海水で洗って~~~

蓋しないと脱走しちゃうからね(笑)

なんか。。。

麺類に見えて来るのはあたしだけ??

でも~。食べようとは思わないよ?(笑)

綺麗な海水で洗ってからザル上げしてしっかり水切りしていきます!

ちゃんと水切りしとくと

プリッとした感じに仕上がって見た目良し!!

パックもしやすいし

何よりイソメちゃんが長持ちします(^^)/

 


本日出荷の準備でーす!


 

メンテナンス後、種類ごとに分けて冷蔵庫へ(^_^)/

各店舗様からの注文が貼りだされてます!(^^)!

水切り終わったイソメちゃんは

種類ごとにバットにいれて看板つけておきます。

メンテナンス終了後、小売店様からの注文に応じて手作業でパック作業をしていきます!

この作業が私たちの仕事で一番になります(^o^)/

青イソメオレンジイソメ太イソメ

各イソメでパックのグラム数が色々違うので間違えないように注意しながら作業していきます(^^ゞ

 


小売店様ごとにパックしていくよー!


 

いよいよパック詰め作業~☆

大事なグラム表!

最終チェーック!!

パックしながらダメイソメちゃんを左に見えるタッパーにポイ!ポイ!

グラム数はどの種類のパックでも4%多く入れるルールになってます(^_-)-☆

 


1パック、1パック 手作業なんですっ!


 

オレンジイソメが・・・

フタするまえに・・

50g入りなので、52gをきらないようにパックしています。

 

でもネ、一匹で5gも6gするイソメちゃんもいるから

どーしても沢山入っちゃうんですけどネ!

暴れて飛び出すハプニング。。。(笑)

 


各店舗様ごとに出来たパックを分けてくよー!


 

パックがどんどん出来てます!

種類も色々!

各小売店様ごとに出来たパックを合わせ(グラム、種類、数ごとにいれていく作業)て行きます。

個数間違いをしないように必ずチェックしながらやっています。

 


種類と数を合わせていくよー!


 

数えやすいように5個単位でいれていきます!

各小売店様の間違いがないように看板を必ずつけます!

パックされた物を合わせる時に数えて、荷造りする時にもう一度数えて・・・Wチェックするのも大切なお仕事なのですよっ!

こうして出来たイソメパック達は各地域の小売店様へ荷造り担当さん達によって他の商品と共に梱包され送られていきます(^^♪

 イソメちゃん達、元気でネ------!!!!

もちろん!はるはるも毎日イソメと格闘しております('◇')ゞ

今回は真面目?な感じにお仕事紹介でしたが次回は。。。

乞うご期待??で( *´艸`)

 

初ブログ更新!

意外と顔がカワイイでしょ?

 

初めまして、ベイトの生き物飼育係 しのっぺ です。

入社して約3か月、イソメ飼育歴も順調に伸びております!(笑)

 釣り歴一年未満のしのっぺは釣りでブログを書けるほど内容がないので・・・

今回はイソメちゃんの話題を提供いたします。

 

ベイトの目玉商品!イソメちゃん!

 

 皆さんは釣りに行ったときイソメが余ったことはありませんか?

私も今までせっかく買ったけど家に持って帰っても困るな~・・・と魚の餌にしたり

釣り人交流でプレゼントしたり、塩イソメを作るスキルもなく持て余していました。

そんな方々に次回の釣りタイムまで元気に育てよう!飼育方法を伝授します!

あくまでしのっぺ式簡易的保存法なので詳しく語るといっぱいあるけれど・・・参考になればと思います。

 

まずしのっぺ式オススメは梅酒などを漬けるボトル、4リットルくらいが使いやすいです。

必ず家で育てるときは蓋の閉まるものを推奨します!

 

なぜかというと・・・

 

逃げちゃったら家族に怒られませんか?(笑)

 

それもありますが、実は

海水の蒸発によって塩分濃度が上がってしまうので、蓋をしているとそれが防げます。

脱走防止はそのついでです!

そしてこのボトルを推す第一の理由!!

 

このガス抜き弁

 

この穴にエアレーションの管を通せるのでわざわざ穴を開けなくて済む便利さ!

※本来の商品の使い方とは違うので自己責任でお願いします

 

余談ですがしのっぺ宅のイソメさんは全員このボトルで飼育しています。

 

飼育三か月目のイソメちゃん方

 

こんな感じで砂を少々入れてあげると勝手に潜って生活しています。

たまに泳いでるけど基本は潜っているのでほぼ目につかないです。

あとエアレーションのフィルターに入ってたりしますが勝手に出入りしているので基本は放置で大丈夫!

しのっぺの水槽、水替えは二か月半ほどしていませんがみんな元気に生活してます。

 

一匹程度なら瓶に入れて三日に一回くらいの水替えでも意外に長生きしますよ。

 

追記ですが・・

短期間の飼育であれば、その辺の海水や食塩などで海水くらいの濃度の水を作っても全然平気です。

長期飼育にチャレンジするのであれば人工海水で飼育することをオススメします。

海から海水を汲んでくると気が付いたらボトル内に色んな生き物が出てきちゃうよ~(笑)

 

 これを機に普段餌になってるイソメちゃんをよく見てみてはどうでしょうか??