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新発売の白アミのカット作業 札幌ベイト 菊地

三陸産より若干白っぽい中国産白アミ

 

強力集魚! 中国産白アミの発売を開始しました


強い集魚力を持つアミえびは、チカやサバ、イワシ、アジなど岸壁のサビキ釣りに欠かせない集魚エサです。ホッケのウキ釣りでは粉エサと交ぜ合わせてマキエとして使い、投げ釣りではコマセネットやロケットカゴなどに詰めて使用するとカレイやアブラコ、カジカなどにも抜群の効力を発揮します。

 

国内では三陸沖が主な漁場ですが中国でも漁獲されており、札幌ベイトでは三陸沖産を「アミえび」、中国からの輸入物を「白アミ」と呼んで区別します。いずれも標準和名は「ツノナシオキアミ」で同じ物ですが、生息する海域のせいなのか中国産は三陸沖産に比べると若干、色が白っぽいことから白アミと名付けています。

アミえびに比べるとリーズナブルでありながら集魚力に差はありません。

 

※少量ですが小魚や砂などが混入している場合がありますのでご容赦ください。

 

原反(原料)を18個にカットします


カットされる原反が山積みです

原反(原料)は、1個が15kgほどの重さです。これを使い勝手のいい大きさ(18個)に機械でカットしますが、中国産の白アミは原反の表面に凹凸がかなりありますから、それぞれがほぼ同じ重さになるようにカットするには熟練の技が必要になります。

中国産は表面にかなり凹凸があります

まず原反をデジタル台はかりに乗せて重量をはかり、凹凸を見ながらカットする位置をおおまかにイメージします。赤丸で囲んだ部分がかなり膨らんでいるのが分かると思いますが、これを18個に、しかもほぼ同じ重さにカットします。

 

高速回転のノコギリを使いますから慎重に作業します


原反を縦にカットします

原反を縦にカットしますがスケールは使いません。凹凸の激しい原反をきっちり同じ幅にカットしても、製品の規格は大きさではなく重量ですから意味がありません。

作業には慎重さも要求されます

長年の経験と勘と技で縦にカットした白アミの塊が2つ出来上がりました。高速で回転するノコギリですから十分に注意しながら慎重に作業します。

 

熟練の技で1個800g以上にカットします


横にカットします

続いて横をカットします。このときに意識するのは、デジタル台はかりに載せたときの原反の膨らみです。これによってほんの気持ち程度ですが、カットする位置を変えるのが職人技です。

スケールを使わずにカットしています

カットされた白アミです。スケールを使わずにここまで大きさをそろえるのは熟練の技ですが、重量をそろえるために微妙に大きさを変えているのが分かると思います。

 

デジタルはかりで一つ一つ重さをはかります


重さをはかり、袋に詰めます

カットが終わった白アミを一つ一つデジタルはかりに載せて重さをはかります。1個800gを切らないことが絶対条件ですから、万が一、800g以下の物があれば省きます。まぁ、ありませんが(^ω^)

冷凍庫で出荷を待ちます

製品は発泡スチロールの箱に詰めた上で冷凍庫に保管され、出荷を待ちます。

アミえびと変わらない集魚力を発揮し、しかもリーズナブルな中国産白アミをお試しください。

 

ゴミの持ち帰り運動にご協力を!☆

 

中国産白アミをお試しください(^ω^)