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月別アーカイブ:2020年6月

エラコの中身は簡単に取り出せる! 札幌ベイト 菊地保喜

1本1本が太くいいエラコです

 

鮮度のいい皮付きエラコが手に入りました


知り合いの漁師さんの好意で、鮮度のいい皮付き生エラコを手に入れることができました。しかも1本1本が太く、中には素晴らしくいいエラコが入っていそうです。

 

ところで、ブログをご覧のみなさんはエラコをご存じですか? 

30年ほど前までは投げ釣りのエサといえばエラコが定番で、船のカレイ釣りなどもエサはエラコオンリーでした。釣具店では当時から青イソメも販売されていましたが、販売価格がエラコの倍近かったためか、それほど人気がありませんでした。現在はエラコの方が価格が高くなり青イソメ、オレンジイソメが主流です。釣りエサ事情も変わったものですね。

 

エラコの皮むきは大変でした


昔はエラコが釣りエサの定番でした

エラコは多毛類ケヤリ科の環形動物で、細長い管の中に入っていますから皮をむいて中身を取り出さなければ使えません。「釣行の前日はエラコの皮むきが大変だった」という人も多くいるはずで、船釣りでは揺れる船の上で下を向いてエラコの皮をむくものだから、船酔いの原因になることもありました。

 

エラコをさかさまにつるします


脚立や棒を用意します

さて、そんなエラコですが、実は簡単に中身を取り出す方法があるのです。昔はあまり知られていなかったようですが、エラコをさかさまにするだけです。バケツに2本の棒を渡してさかさまに置くだけでもいいのですが、今回は多少、量がありますから針金を使ってエラコをつるすことにしました。

脚立や針金、棒などを用意します。

針金でさかさまにつるします

伸びた状態で垂れ下がってきますから、エラコを受けるバットから十分な高さを確保します。

たださかさまにつるすだけです。これだけのことで勝手にエラコが出てくるのですからたまりません。重力に耐えられないのか、筋力?がないのか、とにかく中身が出てきます。

 

しばらくするとエラコが落ち始めます


すべてさかさまにつるしました

こんな状態ですべてのエラコをさかさまにつるしました。管がまっすぐな物はすぐにエラコが垂れ下がり始めますが、クネクネ曲がった物は出にくいようです。

しばらくするとエラコが出てきます

しばらくするとご覧の通り、エラコが管から垂れ下がってきました。この段階で急に振動させたり、大きな音を立ててはなりません。せっかく垂れ下がってきたエラコが管の中に戻ってしまいます。

 

身がブリップリのいいエラコです


数時間でエラコが落ち始めました

数時間でエラコがバットに落ち始まました。管から出かかったエラコも数多くみられ、大漁の予感です。

右側の画像をご覧ください。身がブリップリの非常にいいエラコです。

釣れそーーー(^▽^)

 

※生のエラコは管の入り口付近にニンギョウヒドラという生物が付着しており、刺されると手が赤くはれる(かぶれる)ことがあるので注意が必要です。

 

せっかくなので塩エラコを作ります


いい塩エラコになりました

ということで、せっかくなので塩エラコを作ってみました。鮮度のいいムキエラコで作った塩エラコですから出来が悪いわけがありません。

釣れるに決まっています

マクロ画像をご覧ください。

 

釣れそうです。 

 

釣れるはずです。 

 

釣れるに決まっています(^^)

 

☆ゴミの持ち帰りにご協力を!

 

札幌市内ヤマベ釣行 札幌ベイト・原

 

6月17日早朝、フィールドへ復帰してきました。

札幌市内を流れる河川で渓流の女王『ヤマベ』を狙います。

のべ竿3.6mに単純なミャク釣り仕掛けで餌は『イタドリ虫』と『ぶどう虫』を使用。

 

 

一投目からヤマベがヒットします。

水量が少なめですが、逆に狙うポイントが限られてきますので狙いやすく感じます。

 

 

水深のあるポイントはウグイが多いです・・・。

 

 

 

3時間ほどの釣行でした沢山のヤマベを釣ることができました。

やまべにはやはり『イタドリ虫』が強かったです。

とても癒される釣行となりました。