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月別アーカイブ:2020年4月

魚の見分け方(1) マガレイとスナガレイ 札幌ベイト 菊地

どちらがマガレイか分かりますか?

 

マガレイとスナガレイは尾ビレ近くの両縁が黄色です


カレイは遠投派の釣り人に人気が高く、漁港や砂浜などでも比較的簡単に釣れることから初級者や家族連れなどにも手軽なターゲットとして人気があります。北海道には10種類余りのカレイが生息していますが、特徴がよく似ているため間違えやすいカレイの一つが、無眼側の尾ビレ付近の両縁が黄色いマガレイとスナガレイです。

 

マガレイは道央、道南の日本海の早場では2月中旬から釣れ始め4、5月には太平洋でも釣れてピークを迎えます。道北やオホーツク海、知床半島の沿岸では5、6月が盛期です。スナガレイは日本海やオホーツク海などでも釣れますが、マガレイに比べると生息範囲が狭く、数釣りとなると長万部町国縫漁港を中心とする噴火湾です。

 

マガレイは薄い黄色ですが個体差があります


スナガレイは尾ビレの近くの両縁が濃い黄色です

マガレイとスナガレイは、両魚種とも無眼側(カレイの目のない側。一般的には裏側ともいう)の尾ビレ近くの両縁が黄色いため初級者は混同しやすいのですが、マガレイは薄い(淡い)黄色でスナガレイは濃い黄色です。ただし、マガレイでもかなり黄色が濃かったり、逆にほとんど黄色い部分がない個体もいますから注意が必要です。

 

スナガレイの有眼側には白点が散在します


有眼側(カレイの目のある側。一般的には表側ともいう)の体色も似ていますが、よく見るとマガレイには円形の茶色い斑紋(模様)がいくつかあり、スナガレイはその名の通り砂地の海底の砂粒のような小さな白点が散在しています。また、スナガレイは口がひょっとこのように突き出したひょうきんな顔をしています。

 

エサは主に青イソメ、オレンジイソメ、塩イソメ、岩虫など虫エサですが、時季や場所によってはサンマを細く切った物やホタテのミミ(外套膜)などを使用します。

マガレイには円形の斑紋があります

 

魚は、標準和名の頭に「マ(真)」の付く物が人気で、価格も比較的高めで味も抜群です。例えば今回紹介したマガレイ、タラの仲間ではマダラ、マイワシ、マアナゴ、マダイ、マハゼ、マアジ、マサバなど、数え上げればきりがありません。

「マ(真)」の付く魚を探してみてください。

ちなみに僕は マガレイは煮付け、スナガレイは唐揚げが最高だと思います。

今が旬ですからぜひ食べてみてください!(^^)!

「超絶!簡単 なんちゃって塩イソメ」を作るぞー!!

すぐに使える「なんちゃって塩イソメ」


塩イソメを使ってみたいけれど作り方がよく分からない、作るのが面倒などという人にお薦めなのが

「超絶!簡単 なんちゃって塩イソメ」

長期保存にはやや難があるが、塩をまぶしてから30分もすれば使えるようになるので、釣行途中で買ったイソメが釣り場に着くまでに塩イソメに変身するのだ。

イソメパックのふたを取ります

作り方は超絶簡単なので難しく考える必要なし。

まず、買い物袋に入れたままのイソメパックのふたを取り、

食塩をたっぷりかけます

食塩をたっぷり振りかける。食塩を忘れてもコンビニで100円余りで手に入る。

 

指で塩をまぶします

あとは指でまぜまぜしたらイソメパックのふたを閉め、軽く振ってハイOK。

30分以上放置すれば「超絶!簡単 なんちゃって塩イソメ」の出来上がりーーーー(^▽^)

水分は蛭石が吸い取ってくれる

イソメから出る水分は、イソメパックに入っている木くずのように見える蛭石(ひるいし)が吸い取ってくれる。

ただし、水分が漏れることもあるので必ず買い物袋に入れること。

クーラーボックスに収めればさらに安心だ。

 

持ちのいいソフトな塩イソメの出来上がり

さて、出来上がった「なんちゃって塩イソメ」。今回は私用が長引いて1時間ほどたってしまったが、ご覧の通り、両端を軽く引く程度では切れない、持ちのいいソフトな塩イソメになったのだ。

やや水分が多い状態だが釣り場ですぐに塩イソメとして使用でき、釣りの最中にも水分が抜けていくので、釣り場でさらにいい状態に育つ塩イソメになったのだ。

 

そんなんでいいのかよ!と突っ込まれそうですが…

「いいんです!!」

「超絶!簡単 なんちゃって塩イソメ」

お試しあれ(^▽^)

 

なんちゃって塩イソメは、急に釣りに行けなくなったときや条件が悪くて釣行を中止したとき、冷蔵ではなく必ず冷凍保存してください。

また、日持ちのいいしっかり締まった塩イソメが必要な場合は、ホームセンター様、釣具店様で弊社の「特選 本造り塩イソメ」をお買い求めください。

日持ちのいい「本造り塩イソメ」

 

春のホッケ大漁祭り! 瀬棚港 沖防波堤釣果情報 ~USUI~

毎年恒例となっている瀬棚沖防波堤に行ってきました


 

今回の釣り場 瀬棚港 北沖防波堤

 

みなさんこんにちわ、ブロガーのUSUIです。

2020年が始まって早4か月となりました。今年もようやく投げ釣りを楽しめる季節がやってきました。しかし、皆さんも周知のとおり2月に始まったコロナウイルスの影響で、釣りを自粛されている方々も多いかと思います。自分もその中の一人でしたが、最大限の感染予防対策を行った上で釣り仲間と今年も瀬棚港沖防波堤に行ってきましたので、その模様をお伝えしたいと思います。

 

 

久しぶりの投げ釣りに心はワクワクです。が・・・


 

 

友人と車を乗り合わせ現地に着いたのは2時半頃。当日は4月1日と平日という事で乗り合わせの他のお客さんは3・4組と少ない状況でした。舟渡でいつもお世話になっている「寿喜丸」さんの船長さんのブログでは、舟渡し再開より沖防波堤周りはホッケの色が濃いとの事で数釣りが楽しめそうな予感です。

 

3時半頃、船は出航し沖防波堤へ向かいます。当初の予定では東沖防波堤だったのですが、波の状況が良いとの事で今回は北沖防波堤へ渡ることができました。こちらの防波堤は東防波堤よりソイやアブラコ等の根魚が濃いので、まず着いてからは根魚釣りが楽しめそうです。

 

船は約5分程で北沖防波堤に到着。仲間は皆思い思いの場所にて釣り座を構えます。自分は昨年釣れていた場所へと釣り座を構え、さっそく自作の仕掛けにて根魚を狙います。

 

仕掛け投入後まもなく竿先にアタリが出始めますが、なかなか食いついてくれません。少し様子を見ていると竿先が食い込んだアタリが出たので、合わせを入れて巻き上げます。上がってきたのは20cmチョイの丸々としたガヤです。

 

幸先の良いスタートにその後の釣果を期待したのですが、その後はアタリは続かず明け方を迎えてしまいました。どうやら根魚を狙うには少し早かったようです。

 

 

夜明け後に待っていたのは・・・ホッケ祭りでした


 

釣り場の様子です。皆さん真剣そのもの

 

他の釣り仲間も夜中はほぼ釣果はなかったようで、皆明け方のホッケとカレイ釣りに備えます。コマセネット付きの仕掛けを皆で放り込んでいくと、ついにホッケのアタリが出始めます。 最初は型的には少し小さめのホッケでしたが、時間が経過するにつれどんどんホッケの型が大きくなっていきます。気が付くと周りもどんどんホッケを釣り上げており、ホッケ祭りが始まりました。 その後もホッケが面白いように釣れてきます。とても楽しい釣りにはなっているのですが、もう一方の狙いものとなっているクロガシラが全くと言っていいほど上がってきません。 やはりホッケの群れが濃いようで、カレイが食いつく前にホッケが食いついてしまうようです。その後も諦めずに仕掛けを入れていくと・・・

 

自分の釣果です。この時やっとクロガシラをゲット

 

そのうちぽつぽつと周りでカレイが上がり始めます。今がチャンスタイム?と仕掛けを打ち返していくと・・・今までとは違う竿のアタリ。もしやと慎重に竿をあげていくと、そこには待望のカレイが付いていました。

 

この後も続くかと思われたカレイでしたが、その後は仕掛けや投げる距離など変えてもピタリと姿を見せなくなりました。

 

 

仲間はこんな好釣果を!


 

今回最大身長の45オーバーアブラコ

 

結果的にはホッケが大漁とという事で楽しい釣りではあったのですが、他の魚種の釣果が伸びず少し寂しい感じでもありました。

 

そんな中でしたが・・・

 

ちゃんと大物を釣り上げた仲間もいました。まずはアブラコ。この日最大身長となる45オーバーのアブラコです。ホッケの数掛かりとは違うアタリがきて、あげたらコイツがいたそうです。体高もあり実に立派なアブラコです。

 

自分の隣で釣られた43cmのクロガシラ

 

そしてお次はこのクロガシラ。メジャーでの実測43cmのこれも立派なクロガシラ。釣れたクロガシラの中では最大身長となります。

 

本来は40cm前後のカレイが数釣りできる場所ではあるのですが、今回ではカレイの姿はあまり見られませんでした。

 

 

久しぶりに楽しい釣りができました


 

釣果の一部です。

 

昼頃に迎えの船が来て今回の沖防波堤釣りは無事終了。今回東沖防波堤に渡っていた他のお客さんに聞いた話では、本来カレイが濃いはずの東防波堤でも今回はホッケラッシュだったとの事で、カレイはあまり釣れなかったとの事でした。きっとホッケの群れが濃すぎるんだと思います。

 

最終的な釣果は写真のとおりとなりました。ホッケは30~40cm位がメインでお腹の赤くなったホッケもかなりいました。カレイは30cm台が数枚といったところ。根魚はガヤ・シマゾイハチガラなどが確認できましたが、いずれも型が小さくリリースしています。根魚狙いにはまだ早かったようです。

 

我々が行った日の後日に寿喜丸さんのブログが更新されており見てみると、カレイが何枚も出ているところを見るとホッケの沸き方によってカレイの釣れ方が変わってくるのかもしれません。これから行かれる方はチャンスかもしれませんね。

 

場所的には少しい遠い釣り場となってしまいますが、釣果的には裏切らない釣り場所かなと個人的には思っています。興味がある方は是非とも行ってみてください!

 

※沖防波堤を利用するに際し渡船ということで桜マーク付きのライフジャケットが必要となります。持っている方は必ず持参してください。

一応寿喜丸さんの方でも何着かレンタルでライフジャケットは用意してくれているようなので、無い方は事前に予約の段階で問い合わせてくださいね。

 

寿喜丸さんブログ

sukimaru2.blog.fc2.com

小樽港(3月29日)はにぎわっていました ^-^   札幌ベイト 菊地

南防波堤ではマガレイが釣れているようです


南防波堤には大勢の釣り人がいました

更新が遅れましたが3月29日(日)、小樽港に行ってきました。まず、人気の南防波堤。大勢の釣り人が入っていて「釣れてそうだな」と思ったのですが、駐車場が満杯。後で聞いたところ先端手前の外海側は遠投でマガレイが釣れており、ホッケはぽつぽつとのことでした。

 

クロガシラが狙える若竹岸壁


次は若竹岸壁です。

南防波堤と向き合う岸壁はのんびりした雰囲気で、小型ガヤが釣れていました。日中だったので釣果はそれ以外に確認できませんでしたが、クロガシラが狙え、ホッケも期待できると聞きました。

若竹岸壁はのんびりした雰囲気

 

大人気の厩町岸壁です


厩町岸壁岸壁は釣り人がずらり

最後は人気ポイントの厩町岸壁です。ここはいつものことですが、大にぎわいで釣り人がずらりと並んでいました。スピンパワーの並継ぎにフリーゲンかな? 素晴らしいタックルの遠投派がいたので釣果を聞きましたが「ぜーんぜん」とのこと。それでもいい天気の中でのフルキャストは気持ちいいでしょうね。

マガレイとクロガシラが釣れていました

厩町岸壁のちょうど真ん中ぐらいで、バケツの中にマガレイとクロガシラを入れた釣り人に会いました。快く写真を取らせていただき、ありがとうございました。27、28cmのマガレイとそれより少し大きいクロガシラでしたが「朝6時ごろに釣れ、それからは全然」ということでした。

 

スープカレーの人気店「RAMAI」で昼食


スープカレーの人気店RAMI

帰りに国道5号沿いにある人気店「RAMAI(ラマイ)小樽店」さんでスープカレーを食べました。辛さ5番を頼みましたが、辛い物が得意ではない僕にはちょうどいい加減でした。文句なしに安定のうまさですねぇー、ごちそうさま。
釣りの帰りにぜひどうぞ(^-^)

ポークをいただきました

「RAMAI小樽店」

小樽市春香町361-1
TEL 0134-62-4444
営業時間 11時30分~21時30分
年中無休